切っても切れない関係
私はまださっきの現実を
受け入れられず
手で顔を覆ったまま


「ねぇ、サヤカ、ユキ
私に何がおきたの?」


「えっ、モミジ
説明しろと??」


「あああ、いや、いい!
いいから!しないでっ!」


ブンブンと首を振る


「高木くんって
浮いた話聞いた事ないけど
モミの事が好きだったんね…」



「ギャーーー!やめてよ
サヤカァ!!」



「んで、相馬くんは
なんだって??」



「あああー!
もう帰りたくないっ!!
今日どっちかの家に泊まっていい?」


助けを求めるように
交互に2人を見ると


間髪入れずに2人同時に


「「無理」」


「うちらが相馬くんに殺されるわ」


「そうだよー モミジ
親友を墓場に連れて行く気か?」


と、取り付く島なし、、、
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