切っても切れない関係
私は諦めて机に突っ伏すと


「だって、私だって
無事で済みそうにないよ、、、
樹、いつにも増して
めちゃくちゃ怒ってるし…」


「ん、まぁ、もう
モミジ、諦めなよ
避けて通れないんじゃない?」


「うん、ユキの言う通り。
モミと相馬くん
2人の中になんの問題があるか
うちらにはわからないけど
もうそろそろ
観念した方がイイと思う…」



「モミジー、相馬くんの事
好きなんでしょ?
私の勘違いではないと思うけど」



「あ、まぁ…でも
いや、ダメなんだって…
私の背中知ってるでしょ?」



私と樹に何かあるというのは
2人とも察してるけど
特に追求しないでくれていた。


いつも一緒だから
樹への気持ちも
そりゃバレちゃうよね
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