砂漠の国の素直なお姫様は隣国の王子に愛される!
私は執事の人に許可を取り、部屋の中に入った。

ソファでアルフリード様がスヤスヤ眠っている。

ちゃ、チャンス到来《とうらい》ー!

私はそーっと近づき、アルフリード様の前髪に触れた。





「何してるの?サラ」





うん?

アルフリード様が目を開く。

いや、起きてるんかい!

「いやー・・・えっと・・」

私、言い訳下手すぎるな。

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