❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
大館はエロ親父の席に向かった。

「ユリエさん、次のご指名のお客様がお待ちです、行きましょう」

そう言って、大館はユリエをエスコートした。

「ちょっと待て、ユリエは今、俺が指名中だ、勝手に連れて行くんじゃねえ」

エロ親父は、大館の腕を掴んだ。

大館はメガネの縁を指で挟み、かけ直して、エロい親父を睨んだ。

「離してください、あなたの指名の時間は終わりです」

大館はさらに目力を強め睨んだ。

エロ親父はブルっと身震いし、掴んだ大館の腕を離した。

「ユリエさん、健斗様がお待ちです」

「健斗さんが、またいらして下さったんですか」

ユリエは満面の笑みを浮かべた。

「はい、こちらです」

大館はユリエをエスコートして連れてきてくれた。

「健斗さん、いらっしゃいませ、またいらしてくれてユリエは幸せものです」

俺はユリエの腕を引き寄せ、隣に座らせた。

「なんだ、あのエロ親父」

「お客様なんで、仕方ないです」

「ユリエ、これから食事に行こう、着替えて来い」

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