❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛

「私がもうすぐ死んじゃうから？」

「かすみ」

「だから、もう抱きたくないの？ヤキモチ妬くほど愛情なくなったの？」

「違う」

「なら、どうして？私はあの時、剣城さんと一緒にいたの、剣城さんは私が連れ去られそうになった時、助けてくれた、でも一緒に捕まってしまって、一生懸命私を庇ってくれて」

「もう、やめてくれ、聞きたくない」

拓真はかすみの言葉を聞きたくないと口を塞ぐようにキスをした。

かすみ、俺はお前を思いっきり抱きたい気持ちが我慢出来なくなる。

かすみは拓真の手を自分の胸に当てた。

「触って、拓真、お願い」

「かすみ」

「他の女の人を抱いちゃいや」

拓真は無理をさせられないと身体を離そうとした。

手術後の抱擁は痛みを伴う可能性があるとの担当医からの注意があったからだ。

すると、かすみは拓真の身体を押し倒して、馬乗りになった。

「かすみ、無理はするな」

かすみは拓真のスエットのズボンの上から拓真自身に触れた。