❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
拓真は唇をお腹、太もも、そして、つま先へと移動させた。

つま先を舐めるとかすみはピクっと身体が震えた。

「かすみ、ここ感じるか」

「はい」

「かすみの感じるところ見つけた」

「拓真さんの意地悪、感じるんじゃなくて、くすぐったいんです」

拓真はより一層指のつま先を一本一本攻めた。

かすみは溜まらず色っぽい声を上げた。

「かすみ、我慢するな、感じろ、もっと声を上げろ」

かすみの身体はピクンと跳ねた。

かすみは脱力して、眠りに落ちた。

俺はシャワールームに向い、自分を慰めた。

かすみの感じる声、胸の膨らみ、ピンクに染まる肌、ピクピク震えるつま先、

全てが愛おしい、かすみ、かすみ。

拓真はいつもの日課のように自分自身で思いっきり感じていた。

かすみは体力が低下してきている。

拓真の愛撫に力尽きて眠ってしまうのだ。

それでも、毎日かすみを愛したい、あと、何度かすみと抱擁を重ねられるのか。

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