❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
かすみ、お前がこの世界から消える時、俺も消える、一人にはしない。

そして、旅行に出発の日がやってきた。

自家用ヘリで新堂組所有の無人島へ出発した。

「わあ、きれい、海がどこまでも続いてますね」

「ほら、かすみ、見えてきたぞ、あそこがかすみ島だ」

「えっ、かすみ島?」

「そう、俺とかすみの島だ」

かすみ島に到着すると、かすみはテンションが上がっていた。

喜んでくれていることが、拓真にとって一番嬉しかった。

建物に入ると、また広くて、キッチンの冷蔵庫には食材がぎっしり入っていた。

「拓真さん、コンビニいらないですね」

「ああ、そのために用意させたからな」

「なんか申し訳ないです」

「何言ってる、目一杯わがまま聞いてやるぞ」

「ありがとうございます、嬉しい」

拓真とかすみは海の波打ち際に行くことにした。

かすみは靴を脱いで裸足になった。

「拓真さん、水が冷たいですよ、でも気持ちいい」

「かすみ、手を繋ごう、転ぶと危ないからな」

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