❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
拓真はかすみを引き寄せ抱きしめた。

「かすみ、一緒にここにいような」

「はい」

拓真は担当医村上に連絡した。

「先生、かすみはここにいます」

「分かりました、冷蔵庫に薬を入れておきましたから、何か症状が出たら、必ず連絡ください、僕の指示で使える薬です」

「はい」
俺とかすみはかすみ島で生活を続けることになった。

そんな時、拓真は仕事で東京に戻ることになった。

「かすみ、春日部コーポレーションの仕事で東京に戻らないといけなくなった」

「そうですか」

かすみは明らかに元気がなくなった。

「かすみ、一緒に東京に戻らないか」

「えっ、でもきっと東京に戻ったら、私に待っているのは即病院のベッドだと思います、
だから、私はかすみ島で留守番しています」

「一人で留守番は無理だろう、心配だ」

「大丈夫です、私はそんなに頼りないですか」

「頼りない、絶対に一人に出来るか」

「分かりました、では、ツトムくんをよこしてください」

「ツトム?」

「それなら大丈夫ですよね」

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