❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
大館に抱かれていると思うと、余計に興奮した。

心の中で大館の名前を叫び続けた。

「麗子」

「早く思いっきり抱きしめて」

麗子は絶叫した。

裕太郎はベッドで麗子を抱きしめながら、タバコをふかしていた。

「お願いってなんだ」

「大館に痛い目に遭ってもらいたいの」

「どうしてだ」

「私に全くなびかないのよ、悔しくて」

「お前に迫られたら、落ちない男はいないだろうな」

「しかも、私じゃなくて、新堂組組長の娘にゾッコンなの、許せないわ」

「その娘もやっちまうのか」

「そうね、大館を痛めつけて、あいつの前でユリエを犯して」

「おお、怖いな、女の嫉妬は一番怖いな」

「そうよ、私を振ったことを後悔させてやる」

麗子の嫉妬の炎が燃え上がった。

いつものように大学の帰り、ツトムがユリエを迎えに行った。

車に乗り込む時、ツトムとユリエは襲われて拉致された。

ユリエは気がつくと、マンションの一室にロープで固定されて、動けない状態だった。

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