❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
特に健斗さんは春日部コーポレーション社長で新堂組若頭なんだから、

後継者は必要だよね。

「ですから、奥様になる人は若くて、元気な子供を生んでくれる女性がいいと思いますよ」

「かすみだって大丈夫さ、それにもうすでに授かってるかもしれないし」

「どう言うことでしょうか」

「かすみを抱いてる時、俺は避妊していない」

私は全く気づいていなかった、まさか避妊していないなんて……

「そんなに驚くことか、結婚したい女を抱くのに、避妊は必要ないだろう」

「あのう、今までもそうだったんですか」

「そうだったって?」

「ですから、好きになった女性とは避妊してないんですか」

「避妊しないで抱いたのはかすみが初めてだ」

「えっ」

「結婚したいって思ったのはかすみが初めてだからな」

「嘘」

私は独り言のようにボソッと囁いた。

「嘘じゃねえ」

健斗さんは大きな声ではっきりと答えた。

「俺、シャワー浴びてくるな、裸になってベッドにいろ」

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