❤️俺の抱擁に溺れろ、お前の全てが欲しい、極道の一途な愛
健斗さんはシャワールームに向かった。

俺は冷静さを取り戻すべく、頭から冷たいシャワーを浴びた。

愛人にしてくださいだと、ちょっと遊びたくなったら抱いてくださいだと。

どう言うことだよ。

俺のことは愛していないのか。

他に好きな男でもいるのか。

俺は冷静ではいられなかった。

そこへユリエがドアの向こうから声をかけてきた。

「健斗さん、一緒にシャワー浴びてもいいですか」

「入ってこい」

ユリエはガラスドアの向こうで服を脱ぎはじめた。

ガラス越しに映るユリエの身体は一糸纏わぬ姿になった。

そんなユリエの身体に俺自身は反応して、大きくなった。

ドアが開いて、胸や感じる部分を手で隠して入ってきた。

俺はユリエの腰を引き寄せ、抱きしめた。

「健斗さん、もう大きくなって、あたりますよ」

「仕方ないだろう、愛する女が一糸纏わぬ姿でいるのに、反応しない男はいない」

「健斗さん」

「かすみ」

「ユリエって呼んでください、そうすると大胆になれるんです」

< 29 / 176 >

この作品をシェア

pagetop