王子様は拗らせお姫様の虜
「え!あの予約が、なかなか取れない月の屋リゾート?」
「うん、実花子、年末テレビ見ながら、
行きたいなぁって言ってたでしょ?」
実花子は、困ったような顔を、しながら、小さな声で返事をする。
「うん……一度行ってみたくて……」
「じゃあ行こ。クリスマスプレゼントもあげれてないし」
「でも……仕事……」
僕は、実花子のおでこから、ほっぺたにキスを落としながら、鼻と鼻を、くっつけた。
「僕は、仕事も大事だけど、実花子の方がもっと大事」
実花子が、恥ずかしそうにしながら、僕の鼻から鼻を離すタイミングを見計らって、僕は実花子の唇を奪う。
実花子の呼吸に合わせて、ゆっくり、何度もキス繰り返しながら、実花子の口内を味わい、最後に下唇を舐め取った。
「ち……千歳」
僕の肩から両手を、離すと、ペタリと座り込んだ実花子の前にしゃがみ込み、僕は、歯を見せて笑った。
「ぷっ。そんなに僕のキス良かった?」
「違っ……ちょっと……座りたかっただけ」
「ふぅん。急にキッチンに座り込むなんて、おかしいけどね。てっきり僕のキスが気持ち良すぎて、腰砕けになったのかと」
「絶対!違うからっ!」
実花子は、真っ赤になって口を尖らせている。
「うん、実花子、年末テレビ見ながら、
行きたいなぁって言ってたでしょ?」
実花子は、困ったような顔を、しながら、小さな声で返事をする。
「うん……一度行ってみたくて……」
「じゃあ行こ。クリスマスプレゼントもあげれてないし」
「でも……仕事……」
僕は、実花子のおでこから、ほっぺたにキスを落としながら、鼻と鼻を、くっつけた。
「僕は、仕事も大事だけど、実花子の方がもっと大事」
実花子が、恥ずかしそうにしながら、僕の鼻から鼻を離すタイミングを見計らって、僕は実花子の唇を奪う。
実花子の呼吸に合わせて、ゆっくり、何度もキス繰り返しながら、実花子の口内を味わい、最後に下唇を舐め取った。
「ち……千歳」
僕の肩から両手を、離すと、ペタリと座り込んだ実花子の前にしゃがみ込み、僕は、歯を見せて笑った。
「ぷっ。そんなに僕のキス良かった?」
「違っ……ちょっと……座りたかっただけ」
「ふぅん。急にキッチンに座り込むなんて、おかしいけどね。てっきり僕のキスが気持ち良すぎて、腰砕けになったのかと」
「絶対!違うからっ!」
実花子は、真っ赤になって口を尖らせている。