主役になれないお姫さま
プチ同窓会
秋吉くんと再開してから数日後、中学時代に仲の良かった友達に連絡を入れると、当時、クラスの人気者だったこともあり彼に会いたがる人はとても多かった。
メッセージアプリのグループトークのメンバーも初めは私と秋吉くん含め5~6人程度だったのだが、あれよあれよと20名近くにまで増えていった。
皆んなで久々に集まるに、ただ居酒屋でお酒を飲むだけではつまらないと誰かが言い出したのをきっかけに、今週末、中学時代の仲間でバーベキューをすることに決まった。
「ねぇ、一真さん?」
ベッドの上で横になりリラックスしている彼に話しかける。
「どうしたの?改まって…。」
おいでと両手を広げる一真さんの横に転がりこむようにくっついた。
「今度の週末、秋吉くんを含め中学校の同級生たちとバーベキューをすることになったんだけど…。」
上目遣いで甘えるように話しかけてみる。
「行ってもいいかって話?」
「うん。」
「他にも同級生が集まるんだろ?」
「そうなの。全部で20人くらい。」
「二人きりで会われるのは嫌だが、そんなに大勢じゃ止める権利は俺にはないだろう。」
「一応、仕事の関係もあるだろうから…。」
「そうだな…。でも、お前は2課だから直接関係はないし大丈夫だろう。」
「恋人としても上司としても参加OKってことね!」
「…まぁ、そうなるな。」
「ありがとう!楽しみだわっ!」
嬉しさのあまり抱きついてキスをした。
「羽目を外しすぎるなよ。」
「分かってるわ!」
メッセージアプリのグループトークのメンバーも初めは私と秋吉くん含め5~6人程度だったのだが、あれよあれよと20名近くにまで増えていった。
皆んなで久々に集まるに、ただ居酒屋でお酒を飲むだけではつまらないと誰かが言い出したのをきっかけに、今週末、中学時代の仲間でバーベキューをすることに決まった。
「ねぇ、一真さん?」
ベッドの上で横になりリラックスしている彼に話しかける。
「どうしたの?改まって…。」
おいでと両手を広げる一真さんの横に転がりこむようにくっついた。
「今度の週末、秋吉くんを含め中学校の同級生たちとバーベキューをすることになったんだけど…。」
上目遣いで甘えるように話しかけてみる。
「行ってもいいかって話?」
「うん。」
「他にも同級生が集まるんだろ?」
「そうなの。全部で20人くらい。」
「二人きりで会われるのは嫌だが、そんなに大勢じゃ止める権利は俺にはないだろう。」
「一応、仕事の関係もあるだろうから…。」
「そうだな…。でも、お前は2課だから直接関係はないし大丈夫だろう。」
「恋人としても上司としても参加OKってことね!」
「…まぁ、そうなるな。」
「ありがとう!楽しみだわっ!」
嬉しさのあまり抱きついてキスをした。
「羽目を外しすぎるなよ。」
「分かってるわ!」