「Of My Disteny」ーゴールドー
「あ、そーいえば瑠衣ちゃんは何て書いたの!?」
かと思えば急にぱぁっと表情を一転させ、一度下を向いた視線が私の方に向いた。
「え…っ」
「え、何その顔!」
わっかりやすく引きつった顔しちゃった。
私だって一応“言いにくいこと”を書いたんだから。
「見せてよ、見せてよー!瑠衣ちゃんの見たいよ!」
「ひ、1人で見てよ!恥ずかしいじゃん!」
「俺の見てたじゃん!1人でって言ったのに!」
「さっきは1人だったよ!洸があとから来たから…!」
「え、ずるいし!」
ぷくっと頬を膨らませ、むすっと顔で機嫌の悪くなる洸。
とにかく表情に出る洸はとことんわかりやすい。
「…いいよ、わかったよ」
「え、いいの!?」
「だってどうせ見せることにはなるし」
しょうがないと諦めて、まだ渡してなかった自分の課題を洸に渡した。
ちょっとだけドキドキしてた。
本当に言いたいことは書けなかったけど、洸はどんな顔するかなって…
「えっとー、言いにくいこと…“アスレチックの時、かっこよかった”」
わー、恥ずかしい!めっちゃ恥ずかしい!
それこそわざわざ課題使わなくてもいいのにって感じだし、それくらい直接言えよって思われたかも!
てか声に出さないで…!
……。
…。
…、ん?
洸が何も言って来ない。
両手で顔を隠して俯いてたのに、さすがに間が空き過ぎてそろーっと指と指の隙間から洸の表情を確認した。
「え!?」
そしたら目の前に、超超超!顔の赤い洸がいた。
かと思えば急にぱぁっと表情を一転させ、一度下を向いた視線が私の方に向いた。
「え…っ」
「え、何その顔!」
わっかりやすく引きつった顔しちゃった。
私だって一応“言いにくいこと”を書いたんだから。
「見せてよ、見せてよー!瑠衣ちゃんの見たいよ!」
「ひ、1人で見てよ!恥ずかしいじゃん!」
「俺の見てたじゃん!1人でって言ったのに!」
「さっきは1人だったよ!洸があとから来たから…!」
「え、ずるいし!」
ぷくっと頬を膨らませ、むすっと顔で機嫌の悪くなる洸。
とにかく表情に出る洸はとことんわかりやすい。
「…いいよ、わかったよ」
「え、いいの!?」
「だってどうせ見せることにはなるし」
しょうがないと諦めて、まだ渡してなかった自分の課題を洸に渡した。
ちょっとだけドキドキしてた。
本当に言いたいことは書けなかったけど、洸はどんな顔するかなって…
「えっとー、言いにくいこと…“アスレチックの時、かっこよかった”」
わー、恥ずかしい!めっちゃ恥ずかしい!
それこそわざわざ課題使わなくてもいいのにって感じだし、それくらい直接言えよって思われたかも!
てか声に出さないで…!
……。
…。
…、ん?
洸が何も言って来ない。
両手で顔を隠して俯いてたのに、さすがに間が空き過ぎてそろーっと指と指の隙間から洸の表情を確認した。
「え!?」
そしたら目の前に、超超超!顔の赤い洸がいた。