「Of My Disteny」ーゴールドー
disteny2.憧れ
「瑠衣ちゃんおっはよ~!」
「…おはよう」
朝でも夜でもテンションは変わらない。
一定のテンションを保ってる、それも結構高めの。
「昨日遅くまでYouTube見ちゃったから超眠い~」
一緒に暮らしてるわけだから、同じ部屋から学校へ向かう私たちは当たり前のように登校も一緒で。
「笑い声聞こえてたよ」
「マジ!?ごめん!うるさかった!?」
だけどさすがに高校生の私たちが一緒に暮らすにはちょっとマズい点もあって、寝室は別々に用意されている。
あとは必要以上にくっついたらサーモグラフィーをAIが監視して警報がなるシステムにもなって、もちろんこれも減点事項になってしまうから行き過ぎたスキンシップは禁止。
まぁ私と洸にそんな展開ないんだけど。
だってまだ本当の恋人じゃないから。
「うわ~、ごめんね!ついおもしろくてめっちゃ笑っちゃった!」
手を合わせて歩きながら私に頭を下げる。
余計キランキランの髪が目立った。
「…いいけど、別に。次気を付けてくれたら」
「ごめん!次からは瑠衣ちゃんにも動画送るね!俺だけ笑ってたら悪いもんね!」
「え、うん、あ、そっち?」
本気なのか冗談なのかわからない。
ニッと笑う洸は…たぶん本気、かな。
「昨日のも送ったあげる~!超おもしろいよ、カバがひたすらスイカ食べる動画なんだけどマジ食べ方最高だから!」
「それであんなに笑ってたの!?」
「うん、超爆笑!」
「ば、爆笑かな…それ」
制服のズボンのポケットからスマホを取り出した。
えっとねぇ、なんて言いながら昨日の動画を探してたんだと思うけど急にふと私の方に視線を向けた。
「?」
何かと思えばずいっと私の顔に近付いた。
え、何!?
洸の顔が近い!
「…おはよう」
朝でも夜でもテンションは変わらない。
一定のテンションを保ってる、それも結構高めの。
「昨日遅くまでYouTube見ちゃったから超眠い~」
一緒に暮らしてるわけだから、同じ部屋から学校へ向かう私たちは当たり前のように登校も一緒で。
「笑い声聞こえてたよ」
「マジ!?ごめん!うるさかった!?」
だけどさすがに高校生の私たちが一緒に暮らすにはちょっとマズい点もあって、寝室は別々に用意されている。
あとは必要以上にくっついたらサーモグラフィーをAIが監視して警報がなるシステムにもなって、もちろんこれも減点事項になってしまうから行き過ぎたスキンシップは禁止。
まぁ私と洸にそんな展開ないんだけど。
だってまだ本当の恋人じゃないから。
「うわ~、ごめんね!ついおもしろくてめっちゃ笑っちゃった!」
手を合わせて歩きながら私に頭を下げる。
余計キランキランの髪が目立った。
「…いいけど、別に。次気を付けてくれたら」
「ごめん!次からは瑠衣ちゃんにも動画送るね!俺だけ笑ってたら悪いもんね!」
「え、うん、あ、そっち?」
本気なのか冗談なのかわからない。
ニッと笑う洸は…たぶん本気、かな。
「昨日のも送ったあげる~!超おもしろいよ、カバがひたすらスイカ食べる動画なんだけどマジ食べ方最高だから!」
「それであんなに笑ってたの!?」
「うん、超爆笑!」
「ば、爆笑かな…それ」
制服のズボンのポケットからスマホを取り出した。
えっとねぇ、なんて言いながら昨日の動画を探してたんだと思うけど急にふと私の方に視線を向けた。
「?」
何かと思えばずいっと私の顔に近付いた。
え、何!?
洸の顔が近い!