世界を救うために奮闘するお話
「あの男爵令嬢が、余に近付いて
身体をすり寄せてきた時に
このネックレスが熱くなって首周りが苦しくなったと思ったら頭が張り裂けそうにガンガンして身体中に痛みが走ったのだ。リコットが余に触れて癒してくれるまで続いていた。目が回って、吐き気さえ覚えた」
と、ネックレスがあるであろう場所に
ルシウスが手をかけながら
あの苦痛を思い出し顔を歪めながら説明したが、いくら触っても
えっ?!
ないぞ、あのネックレスが…
確かに、あれが熱くなって、、、
と、何が何だかわからないような
顔でルキアスは項垂れる。
ルーシアとメイファンもまた
ルキアスの様子を心配そうに見ている。
するとリアムが口を開いた。
「殿下、それは偶然でもなんでもないです。
そのネックレスが殿下を守ってくれたんですよ。ルーシア様達がリコットに協力を仰がなかったら大変な事になっていたでしょう。」
と、夜会前に配られた自分の分のネックレスを
外してルキアスにかけた。
私も多少耐性がついているので
ご安心を、と言いながら。
身体をすり寄せてきた時に
このネックレスが熱くなって首周りが苦しくなったと思ったら頭が張り裂けそうにガンガンして身体中に痛みが走ったのだ。リコットが余に触れて癒してくれるまで続いていた。目が回って、吐き気さえ覚えた」
と、ネックレスがあるであろう場所に
ルシウスが手をかけながら
あの苦痛を思い出し顔を歪めながら説明したが、いくら触っても
えっ?!
ないぞ、あのネックレスが…
確かに、あれが熱くなって、、、
と、何が何だかわからないような
顔でルキアスは項垂れる。
ルーシアとメイファンもまた
ルキアスの様子を心配そうに見ている。
するとリアムが口を開いた。
「殿下、それは偶然でもなんでもないです。
そのネックレスが殿下を守ってくれたんですよ。ルーシア様達がリコットに協力を仰がなかったら大変な事になっていたでしょう。」
と、夜会前に配られた自分の分のネックレスを
外してルキアスにかけた。
私も多少耐性がついているので
ご安心を、と言いながら。