微妙にHではない恋愛@異文化交流物語・魔法の恋の行方シリーズ7・アラゴンとアクア
諜報活動1日目
アクアは執務室で、
明日の授業の準備に集中していた。
アラゴン先生はすぐに寝るけど、
生徒さんは頑張って聞いてくれている。
今度の試験問題も、作らねばならないし・・・
にゃー・・にゃー・・
か細い声が、聞こえる。
「ネコちゃん・・・?」
アクアは、二階のバルコニーの扉を開けた。
目の前には、ピンクのフワフワの子猫が、所在なさげに座っている。
「まぁ、かわいい・・、おいで」
アクアはそっと手を差し伸べた。
子猫は、アクアの手に頭をすり寄せた。
「あなたはどこから来たの?
あなたのお名前は?」
アクアは、子猫の顔をよく見られるように、
自分の顔まで、両手で掲げるように持ち上げた。
子猫の目はルビーレッドで、
中央に黒い筋が縦に入っている。
しかも、驚いたようにまん丸になっている。