朝なけに
とりあえず、何か食べようと中さんに言われ、ピザの食べ放題のお店へと行く。
ちょうど、近くのビルにこのお店が有って目に入ったのもそうだけど。
昔、テレビで観て知っていた、有名なピザの食べ放題のお店で、地元にはなくて、都会に出たらいつか行きたいと思っていた。
「あ!あのお店!」
と、その看板を指差した私に、じゃあ、ここにするか、と中さんが決めた。
店内は日曜日で込み合っていたが、待たずにテーブル席に通された。
「お前、すっげぇ食うな?」
皿一杯にピザを取って来た私に、中さんは苦笑している。
あれもこれもと皿の上にピザを重ね載せて来た。
「中さんは、あまり食べないのですね?」
中さんは三枚程。
「べつに、食べ放題ならまた取りに行けばいいし」
そう言われ、そうか、と思う。
食べ放題ってそういうものなのか。
「では、いただきます!」
朝も食べていなくて、お腹がペコペコ。
目の前には大量のピザに、中さん。
幸せ過ぎる!
まずは、王道っぽいベーコンや玉ねぎ等が載ったピザを食べる。
口に入れてその美味しさに、感動してしまう。
「美味しすぎます」
「大袈裟。普通じゃねぇか?」
中さんも、私と同じピザを手に取って一口噛った。
「中さんは都会の人だからあれですけど、
私はピザなんて今まで数える程しか食べた事ないので」
昔、ピザの宅配エリアに入っている親戚の家で食べたのと、大きなショッピングモールのフードコート。
そして、今。
人生三度目のピザ。
「じゃあ、今度お前が来た時、宅配ピザ頼んでやる」
「え!本当ですか!」
嬉しくて、声が大きくなる。
実は、自宅のマンションに宅配ピザのチラシが入っていて、
アルバイトをしてお金に余裕が出来てから頼もうと、前からずっと思っていた。
だから、思わない形でそれが叶いそうで嬉しい!
ちょうど、近くのビルにこのお店が有って目に入ったのもそうだけど。
昔、テレビで観て知っていた、有名なピザの食べ放題のお店で、地元にはなくて、都会に出たらいつか行きたいと思っていた。
「あ!あのお店!」
と、その看板を指差した私に、じゃあ、ここにするか、と中さんが決めた。
店内は日曜日で込み合っていたが、待たずにテーブル席に通された。
「お前、すっげぇ食うな?」
皿一杯にピザを取って来た私に、中さんは苦笑している。
あれもこれもと皿の上にピザを重ね載せて来た。
「中さんは、あまり食べないのですね?」
中さんは三枚程。
「べつに、食べ放題ならまた取りに行けばいいし」
そう言われ、そうか、と思う。
食べ放題ってそういうものなのか。
「では、いただきます!」
朝も食べていなくて、お腹がペコペコ。
目の前には大量のピザに、中さん。
幸せ過ぎる!
まずは、王道っぽいベーコンや玉ねぎ等が載ったピザを食べる。
口に入れてその美味しさに、感動してしまう。
「美味しすぎます」
「大袈裟。普通じゃねぇか?」
中さんも、私と同じピザを手に取って一口噛った。
「中さんは都会の人だからあれですけど、
私はピザなんて今まで数える程しか食べた事ないので」
昔、ピザの宅配エリアに入っている親戚の家で食べたのと、大きなショッピングモールのフードコート。
そして、今。
人生三度目のピザ。
「じゃあ、今度お前が来た時、宅配ピザ頼んでやる」
「え!本当ですか!」
嬉しくて、声が大きくなる。
実は、自宅のマンションに宅配ピザのチラシが入っていて、
アルバイトをしてお金に余裕が出来てから頼もうと、前からずっと思っていた。
だから、思わない形でそれが叶いそうで嬉しい!