心に♪留まる
16頁 今後について
【選択肢···離れる?離れない?】
翌日の朝
池谷は病室へと向い
涼子と一颯と話しをした。
彩佳の事をどうするか?だが。
一颯は、
「自分の事に流さんを
巻き込んでしまい
申し訳ありませんでした。」
と、頭を下げる。
「あなたが悪いわけでは
ありませんから」
と、言ってくれる池谷に
再び一颯は、頭を下げる。
その時·····
「池谷。
私は大丈夫です。
幸いに小豆も大丈夫みたいですから
大事にしないように
お兄様に。」
と、流が言う
「そんなっ?!」
と、慌てて流をみる一颯に
流は、微笑みながら頷いた。
本当に良いのだろうか?
と、一颯は考えていたが
涼子から
「流ちゃんが良いと
言っているのだから。」
と、言ったので
この話は終わった。
彩佳へは、池谷さんの方から
糸風 流さんと
工藤家並び ひまわり保育園に
近づかない。
と、言う書面を交わした。
その報告を受けて
この出来事は終わったと。
だが·····
一颯は、自分が関わると
流が傷つくと恐て
流の病院へ行けなくなっていた。
母、涼子は、
どうしたものかと思いながら
一颯の様子を見る事にした。
流は、一週間目に退院して
後は、通院となった。