心に♪留まる
2頁 プロフィール①
主人公
📕糸風 流
( いとかぜ はる ) 30歳
糸風グループ 外食業界担当
身長→168センチ
生粋のお嬢様だが
流は、少し違う
小さい時から経営に興味を持ち
頭もよく勉強もした。
音楽も嗜む
ピアノやバイオリンとかではなく
エレクトーンが好きで
ちと、変わってる?
エレクトーンの二段の音割が
好きだとか。
料理もやる。
和食でも洋食でも。
プロ並に。
だが、家庭料理が
一番好きだ。
色素に問題があるのか
茶色と紺が混ざる瞳は
キラキラとしていて
流の可愛さを引き立てる
だが、本人は、至って普通だと
思っている。
流の兄
📘糸風 琉生
( いとがせ るい ) 33歳
糸風グループ社長
身長→182センチ
頭脳明晰
切れ長の目は
人々を怖がらせる。
流の秘書兼弁護士
📙池谷 智樹
( いけや ともき ) 33歳
身長→185センチ
軽くパーマをあて
後に流す髪型
流の秘書となっているが
兄の琉生の秘書が本職
糸風グループ
流と琉生の両親
母
糸風 瑠々
( いとかぜ るる )
流を産み亡くなった。
父
糸風 剛
( いとかぜ ごう )
愛する瑠々を亡くし
馬車馬の様に働き
身体を壊して亡くなる。
瑠々が流を産んで亡くなった事を
グループ関連の中で
非難する輩がいた。
流には、なんの罪もない。
ましてや、
母を知らずに
可哀想な子というなら
わかるが······
わざわざ邸に来て
嫌味を言う輩から
流の乳母である貴子は
流をずっと護ってきた。
そんな貴子も年を取り
流を心配して·····心配して····亡くなった。
雨が、しとしと、と
降り続く日だった。
あの雨の日は·····
その貴子の命日だった。
両親の命日時は······
なんともないが
[両親を深く知らない為]
貴子の時は······
流の中で
不安と寂しさと悲しみが
混じり合い
動けなくなる。
あの日、琉生も池谷も
外せない会議があり
どうしても
一緒に行けなかったから
「別の日にしましょう。」
と、何度も池谷に言われていた。