心に♪留まる
20頁 気持を

【選択肢···一緒にいたい人?いたくない人?】


目を覚ました流に
一颯は、今までの自分と
自分の気持ちを伝えた。

「もし、また危ない事が
あったら、全力で守る。
だから、ずっと一緒にいて欲しい。
俺、流が好きだ。」
と、言うと
流は、ポロポロと涙を
溢しながら
「····いっ···しょ····いたいっ···
  一颯、好き?
  小豆、好き?
  母さん、好き?」
と、言うから
わかってるのかな?と
心配になるが
流を抱きしめて
流の涙を唇で吸いながら
流にキスをした。
「うふふっ、しょっぱい?」
と、流が言うと小豆が
直ぐに舐めるから
二人笑った。

そこへ涼子が来て
ご飯の準備が出来たから
食べようとなった。

一颯は、涼子に
流と恋人?
「プロポーズもした。」
と、伝えると
涼子は、
「流ちゃん。
一颯と一緒に入る事は
流ちゃんが、今まで生きてきた
世界とは、かけ離れていると
思うの。
だけど、私は、
流ちゃんと一颯と私と小豆で
毎日を楽しく過ごして行きたい
と、思っているの。
だから、本当のお母さんだと
思って、なんでも聞いて
わからないことは
どんな事でも話し合って行こうね。
一颯は、鈍い所があるけど
優しい子に育てたつもりだから。」
と、言うと
流は、涼子に抱きついた。

目には、涙がいっぱいで
またまた、小豆に舐められて
三人で笑ってしまった。
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