切れない縁3 南関東営業所
ウチへ帰ってからも、礼服のままソファーに座ってた私。

バイトから帰って来た優輝にギョッとされた。

「母さん!ビックリするだろう。電気もカーテンもしないで〜 ったく…」

「え? あ、ごめん」

「母さん、大丈夫か?水持ってくるわ」

優輝が持ってきてくれた水をイッキに飲み、
「お母さん着替えてくる…」

「メシは?まだなの?」

「うん」

「父さんに電話して、帰りになんか持って来てもらう電話するわ。」

「うん…」

「母さん、本当に大丈夫?」

その後、返事もせず寝室のクローゼットを開けて着替え、すぐにお風呂に入った。

博之さんが夕飯を作って持って来てくれたけど、食べずに寝た。
センター長には昨日から明日は休むと伝えてあるから、私はゆっくり寝たかった。
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