私と君の甘い冬

クラス発表

入学式が終わりクラス発表の時がきた。
私は神様に｢しょうと同じクラスでありますように。｣と願った。
私の名前を探すと私は1年2組だった。次に2組の男子の名前を見た。もちろん探していたのは「高野しょう」という名前だった。
すると、、、
「見つけた、、、」
私としょうは同じクラスだった。
神様ありがとうございます。
「お、ゆいかと同じクラスじゃん」
後ろを振り返るとしょうがいた。
「よろしくね」
「おう！俺に迷惑かけるなよ？」
私には何を言っているかが分からなかった。
クラスに入り先生が｢出席番号で座ってくれ｣と指示を出した。どうやら名前の横に出席番号が書いてあったそうだ。でも私は見てくるのを忘れてしまった...どうしよう、そう思っていたらしょうが「ゆいか！お前俺の隣だろ？」
私はしょうが座っている椅子の名前シールを見た。確かに天野ゆいかと書いてあった。私としょうが隣の席？！私はその椅子に座った。
すると後ろから
「ゆいかちゃんって言うの？よろしくね！俺はれん。仲良くしてね」
「よろしくお願いします」
私はしょう以外の男の人と喋るのが久しぶりで少しカタコトになりながら話した。
「今日から皆さんの担任になる鳴沢です。これから楽しい思い出いっぱい作っていきましょう！」
それから先生は学校行事について話し始めた。
「まず、皆さんは1ヶ月後に体育祭があります！」
クラスの子達は「はやくない？」とか「まじかよー」とか「よっしゃー」という声があった。
「そして8月には合唱祭があり、10月にはマラソン大会、12月には餅つきがあります！」
「マラソン大会いやだー」の声が沢山居た。
「私は行事面については厳しく指導していきますよーこれからよろしくお願いします！｣