推し? 好き? 最後はリアコ? ー揺れる心を抱き締めてー
どうにか応えたくて,私も赤い頬を持ち上げる。
その間も涙は止まらなくて,見かねた朔が私をひょいっと抱えた。
グラリと身体の揺れた私は,泣いている場合ではなくて。
目を見開いて朔の肩に手を置く。
「お,下ろしてよ。恥ずかしい……もう18なのに……」
みっともなく泣いてるだけでも恥ずかしいのに。
目の前にいるのは大好きな皆。
朔が19
らぅねこが23
まろんくんが25
りきとくんが29
皆立派な,やっぱり私とは違う大人。
すとんと丁寧に下ろされる。
必然的に私が皆の前に出る形になって,私は朔の後ろにぴゅっと隠れた。
「仲いいんだねぇ。あ,美海ちゃんも一緒に遊ぶ事になったんだけど,いいよね?」
え,それ。
もう決まったことなの?!
私は驚いて,前に出るように声をあげた。
「あの! ……それ,なんですけど」
朔の背中で胸が潰れて,突然体当たりを食らった朔が「ぐえっ」と漏らす。
ごめんね,でもそれどころじゃなくて……
けれど,言葉を続けようとした私を制するように,朔は右手を横に伸ばした。
「美海,近い……離れて」
「朔?」
どうしたの?
その間も涙は止まらなくて,見かねた朔が私をひょいっと抱えた。
グラリと身体の揺れた私は,泣いている場合ではなくて。
目を見開いて朔の肩に手を置く。
「お,下ろしてよ。恥ずかしい……もう18なのに……」
みっともなく泣いてるだけでも恥ずかしいのに。
目の前にいるのは大好きな皆。
朔が19
らぅねこが23
まろんくんが25
りきとくんが29
皆立派な,やっぱり私とは違う大人。
すとんと丁寧に下ろされる。
必然的に私が皆の前に出る形になって,私は朔の後ろにぴゅっと隠れた。
「仲いいんだねぇ。あ,美海ちゃんも一緒に遊ぶ事になったんだけど,いいよね?」
え,それ。
もう決まったことなの?!
私は驚いて,前に出るように声をあげた。
「あの! ……それ,なんですけど」
朔の背中で胸が潰れて,突然体当たりを食らった朔が「ぐえっ」と漏らす。
ごめんね,でもそれどころじゃなくて……
けれど,言葉を続けようとした私を制するように,朔は右手を横に伸ばした。
「美海,近い……離れて」
「朔?」
どうしたの?