推し? 好き? 最後はリアコ? ー揺れる心を抱き締めてー
「ぁ,ぅ……い,いえ。大好きです。でも……こんなのずる…ううん,いいんですか?」
放送でも,身ばれ気にしてたのに。
例えば。
「例えば,まろんくん。たまたま行ったキャバクラにファンがいたら……もう行かないですよね……?」
気にするってことは,そう言うこと。
なのに,私に会ってしまっていいの?
「うっ。ま,まぁ。でも,友達の幼馴染みに会うだけなら……せ,セーフ? ど,どーしよーねここくん……」
「あっいえ! ごめんなさい困らせるつもりは……」
か,会話! している!
奇跡みたいな出来事に,頭より心の方がちゃんと仕事してどきどきと鳴る。
何だかんだここにいる,私がいけないのでは?!
結論,結局はそこだ。
今からでも,朔を無視してでも。
「君は俺達と逢えて,嬉しくない?」
「そんな! すごく,すごく嬉しい……です」
この距離で見て,話すなんて。
普通,一生かかったって無理だもの。
嬉しいに決まってる。
とても,申し訳ないだけで。
もう,十分過ぎる。
放送でも,身ばれ気にしてたのに。
例えば。
「例えば,まろんくん。たまたま行ったキャバクラにファンがいたら……もう行かないですよね……?」
気にするってことは,そう言うこと。
なのに,私に会ってしまっていいの?
「うっ。ま,まぁ。でも,友達の幼馴染みに会うだけなら……せ,セーフ? ど,どーしよーねここくん……」
「あっいえ! ごめんなさい困らせるつもりは……」
か,会話! している!
奇跡みたいな出来事に,頭より心の方がちゃんと仕事してどきどきと鳴る。
何だかんだここにいる,私がいけないのでは?!
結論,結局はそこだ。
今からでも,朔を無視してでも。
「君は俺達と逢えて,嬉しくない?」
「そんな! すごく,すごく嬉しい……です」
この距離で見て,話すなんて。
普通,一生かかったって無理だもの。
嬉しいに決まってる。
とても,申し訳ないだけで。
もう,十分過ぎる。