絶叫、そして契り/『ヒート・フルーツ』第1部終盤エピソード特別編集版❣
その7
麻衣
「やめろ‼手は出すな、このバカヤロー!」
荒子さんが物凄い勢いで怒鳴ってる
「はあ…、しかしコイツ…」
「…五條先輩、今度余計な口出ししたら外に出してください」
「了解した。…みんな、ここは荒子に任せるんだ。いいな!」
「はい…」
なんか統率力が凄いわ、この学校…
...
「…本郷よう、反省の気持ちがなくて頭下げられてもだ、はい、わかりましたとは言えないだろーが!」
「その通りですが…。しかし、私にはこれしか口に出して言えません。反省してますとは絶対に言えません!」
「…」
さあ、赤い狂犬はどう出る…
...
「…そう言うことなら、先へ進めよう。初めにはっきり言っとく。私への監禁や暴行を訴訟沙汰にするつもりはない。つまり、私への償いは、お前の行動で示してもらう。さて…、私はお前に骨を折られた。言うまでもなく激痛に苛まれて、今も不自由を強いられてる。それに相応する償いとなればだ、同じ思いはお前にしてもらわないとな。どうだ…、その覚悟あるか?」
「…お答えする前に、それがクリアとなれば、私を許してくれるんですか?」
「ああ、すべて水に流す」
「すべて許してくれるんであれば、ここでそれを済ませた後、改めて私を南玉連合に加入させてもらえますか?」
「何ぃ…⁉」
私はすでに立ち上がっていたので、みんなの顔は見渡せた
荒子さん以外、目ん玉が飛び出しそうなくらい、たまげているようだったよ
麻衣
「やめろ‼手は出すな、このバカヤロー!」
荒子さんが物凄い勢いで怒鳴ってる
「はあ…、しかしコイツ…」
「…五條先輩、今度余計な口出ししたら外に出してください」
「了解した。…みんな、ここは荒子に任せるんだ。いいな!」
「はい…」
なんか統率力が凄いわ、この学校…
...
「…本郷よう、反省の気持ちがなくて頭下げられてもだ、はい、わかりましたとは言えないだろーが!」
「その通りですが…。しかし、私にはこれしか口に出して言えません。反省してますとは絶対に言えません!」
「…」
さあ、赤い狂犬はどう出る…
...
「…そう言うことなら、先へ進めよう。初めにはっきり言っとく。私への監禁や暴行を訴訟沙汰にするつもりはない。つまり、私への償いは、お前の行動で示してもらう。さて…、私はお前に骨を折られた。言うまでもなく激痛に苛まれて、今も不自由を強いられてる。それに相応する償いとなればだ、同じ思いはお前にしてもらわないとな。どうだ…、その覚悟あるか?」
「…お答えする前に、それがクリアとなれば、私を許してくれるんですか?」
「ああ、すべて水に流す」
「すべて許してくれるんであれば、ここでそれを済ませた後、改めて私を南玉連合に加入させてもらえますか?」
「何ぃ…⁉」
私はすでに立ち上がっていたので、みんなの顔は見渡せた
荒子さん以外、目ん玉が飛び出しそうなくらい、たまげているようだったよ