ソルティキャップ
みんなで馬鹿みたいに騒いでいると、大場が時計を見て、
「やべー!そろそろ引退式の時間だぞ!」
と言うと、みんなで一斉にグラウンドに飛び出していった。
「これから引退式を始めます。」
引退式が始まって少しすると、引退部員が1人ずつ挨拶をする時間となった。
みんなの言葉を聞いていると、気付けば俺の番になっていた。
「えっと…俺は大会前に大怪我しちゃって、大会出らんなくなって。悔しさももちろんあったけど、なにより皆に迷惑かけたって思いが強くて。だから、部活になかなか顔出せなかったけど、今日来てみたら、さっき俺の退院祝ってくれて。こいつらが仲間で
本当に良かったって、心から思いました。1,2年生はまだまだこれからだと思うけど、仲間のことは絶対に大切にしてください。どんな時でも、馬鹿みたいに笑いあえる仲でいてください。野球は一人じゃ出来ないスポーツだから。みんなで最高のチームを作り上げていってください。」
ありきたりなことしか言えなかったけど、今の俺が思うことはこれだけだった。
「やべー!そろそろ引退式の時間だぞ!」
と言うと、みんなで一斉にグラウンドに飛び出していった。
「これから引退式を始めます。」
引退式が始まって少しすると、引退部員が1人ずつ挨拶をする時間となった。
みんなの言葉を聞いていると、気付けば俺の番になっていた。
「えっと…俺は大会前に大怪我しちゃって、大会出らんなくなって。悔しさももちろんあったけど、なにより皆に迷惑かけたって思いが強くて。だから、部活になかなか顔出せなかったけど、今日来てみたら、さっき俺の退院祝ってくれて。こいつらが仲間で
本当に良かったって、心から思いました。1,2年生はまだまだこれからだと思うけど、仲間のことは絶対に大切にしてください。どんな時でも、馬鹿みたいに笑いあえる仲でいてください。野球は一人じゃ出来ないスポーツだから。みんなで最高のチームを作り上げていってください。」
ありきたりなことしか言えなかったけど、今の俺が思うことはこれだけだった。