ソルティキャップ
帰宅後、ほっと一息ついた時、俺は彼女に言い忘れたことがあることを思い出して、メールを開いた。
[今日、言おうと思って忘れてたんですけど、今季の最終戦、一緒に見に行きませんか?]
送信ボタンを押してから俺は気付いた。これって…デートの誘いではないか…!?これは完全にデートの誘いになっている…どうしよう。送信削除しようか…でも彼女と野球を見に行きたい気持ちはある…!
気付けば俺はあまりの焦りからソファーを立ち上がり、机の周りを歩き回っていた。
「いてっ」
机の角に小指をぶつけて、やっと正気を取り戻した俺のスマホに一件の通知が来た。彼女からだ。
[ぜひぜひ! 私も行きたいと思ってました! ちょっと先生に外出許可下りるか聞いてみます!]
そうか…彼女はどこに行くにも許可が必要なんだな…
でも、とりあえず彼女を誘うことが出来たし、彼女もノリノリなようでよかった。ほっとした俺は、ゆっくりとソファーに腰掛けた。
[今日、言おうと思って忘れてたんですけど、今季の最終戦、一緒に見に行きませんか?]
送信ボタンを押してから俺は気付いた。これって…デートの誘いではないか…!?これは完全にデートの誘いになっている…どうしよう。送信削除しようか…でも彼女と野球を見に行きたい気持ちはある…!
気付けば俺はあまりの焦りからソファーを立ち上がり、机の周りを歩き回っていた。
「いてっ」
机の角に小指をぶつけて、やっと正気を取り戻した俺のスマホに一件の通知が来た。彼女からだ。
[ぜひぜひ! 私も行きたいと思ってました! ちょっと先生に外出許可下りるか聞いてみます!]
そうか…彼女はどこに行くにも許可が必要なんだな…
でも、とりあえず彼女を誘うことが出来たし、彼女もノリノリなようでよかった。ほっとした俺は、ゆっくりとソファーに腰掛けた。