春風、漫ろに舞う
それに、ここのテラス席は一席しかないようで。
室内からも少し離れているから、他の人の目も気にならない。
藤雅と2人きりみたいで嬉しいし、ホッとする。
「何か取りに行くか。」
「うん。
さっきちらっと見えたけど、ゼリーとかもあったからそれ食べたいな~。」
可愛い星型のフルーツが入ったサイダーゼリーがあったの。
それは食べたい。
他にも簡単に食べられるものがあるといいなあ。っと
藤雅とお料理を取りに行くと、すれ違った組員さんたちが挨拶してくれて。
十葵たちにも会えた。
「わあ、美味しそうだね。
藤雅これ好きそう。」
「ああ、あんまり食う機会ないからな。
芽来はそれだけで良いのか?」
「大丈夫、むしろパンナコッタまで取ってきちゃって食べすぎくらい。
…美味しい!藤雅も食べてみる?」
「食う。」
あーんと、口を開ける藤雅に。
星型のパイナップルをあげれば、嬉しそうに食べていた。
可愛いなあ。
この笑顔をみれるのもわたしだけ。
わたし以外と一緒にいる藤雅を見たことはないし、見たいと思わないけど。
こんな風に笑わないでほしいと思ってしまう。
室内からも少し離れているから、他の人の目も気にならない。
藤雅と2人きりみたいで嬉しいし、ホッとする。
「何か取りに行くか。」
「うん。
さっきちらっと見えたけど、ゼリーとかもあったからそれ食べたいな~。」
可愛い星型のフルーツが入ったサイダーゼリーがあったの。
それは食べたい。
他にも簡単に食べられるものがあるといいなあ。っと
藤雅とお料理を取りに行くと、すれ違った組員さんたちが挨拶してくれて。
十葵たちにも会えた。
「わあ、美味しそうだね。
藤雅これ好きそう。」
「ああ、あんまり食う機会ないからな。
芽来はそれだけで良いのか?」
「大丈夫、むしろパンナコッタまで取ってきちゃって食べすぎくらい。
…美味しい!藤雅も食べてみる?」
「食う。」
あーんと、口を開ける藤雅に。
星型のパイナップルをあげれば、嬉しそうに食べていた。
可愛いなあ。
この笑顔をみれるのもわたしだけ。
わたし以外と一緒にいる藤雅を見たことはないし、見たいと思わないけど。
こんな風に笑わないでほしいと思ってしまう。