春風、漫ろに舞う
「でもさあ、芽来マジでなんでここ来たの?
私が言うのもあれだけど、勿体なくない?
それこそ特待生とかとって聖学とか行けたんじゃない?」


「家から近いしさ、バス1本で行けるの楽だし。
それこそ、李月だって西高くらいは行けたでしょ。」



黒髪ロングにバチバチのピアス。
気の強そうな顔立ちをしているけど、中身は真逆で良い子だとわたしは思ってる。


ピアス開けるなら李月に開けてもらおうかなあ。
これだけ開けてたらきっと上手だよね。



「じゃあ、わたし残り時間は図書館行ってるから。また後でね。」



お弁当を食べ終わって急いで片付けると、わたしは図書館へ向かった。



昼休みの図書館は、人が少ない。
わたしには最高の場所になる。
勉強するにも、ほっと一息つくにも1番適してるところだと思う。








< 9 / 341 >

この作品をシェア

pagetop