魔法のいらないシンデレラ
閉ざされたチャペルの扉の前、父と並んだ瑠璃は、傍らの早瀬に向き直る。
「早瀬さん、色々と本当にありがとうございました。私がこの日を迎えられるのも、早瀬さんのおかげです。どうぞこれからも、よろしくお願い致します」
「はっ、こ、こちらこそ」
そう言ってガチガチに緊張していた早瀬は、ふっと肩の力を抜いた。
「私にとっても夢のような日です。私の大切なお二人が結ばれるなんて。私はこれからも、一生さんと瑠璃さんを全力でお守りします」
チャペルから、かすかにオルガンの音色が流れてきた。
「それでは、いってらっしゃいませ」
早瀬と杉下が、扉を開けてくれる。
「瑠璃さん、どうぞお幸せに」
「ありがとう、早瀬さん」
二人は微笑んで頷き合った。
「早瀬さん、色々と本当にありがとうございました。私がこの日を迎えられるのも、早瀬さんのおかげです。どうぞこれからも、よろしくお願い致します」
「はっ、こ、こちらこそ」
そう言ってガチガチに緊張していた早瀬は、ふっと肩の力を抜いた。
「私にとっても夢のような日です。私の大切なお二人が結ばれるなんて。私はこれからも、一生さんと瑠璃さんを全力でお守りします」
チャペルから、かすかにオルガンの音色が流れてきた。
「それでは、いってらっしゃいませ」
早瀬と杉下が、扉を開けてくれる。
「瑠璃さん、どうぞお幸せに」
「ありがとう、早瀬さん」
二人は微笑んで頷き合った。