魔法のいらないシンデレラ
和樹の家までは車で20分ほどだったが、何を話そうかと考えていて、結局何も話せないまま到着した。
「まあまあ、瑠璃ちゃん。明けましておめでとう。今日もすてきなお着物ね」
玄関で佐知が出迎えてくれる。
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。これは、母からです。皆様によろしくと申しておりました」
「ありがとう!毎年お気遣い頂いて。こちらこそよろしくお伝えしてね。さあ、どうぞ上がって」
リビングに通されると、和樹の父がソファに座っていた。
挨拶する瑠璃に、にこやかに応えてくれる。
早速、ダイニングテーブルにずらりと並べられたおせち料理を皆で囲む。
「美雪さんのおせちも頂くわね。美雪さんは、本当にお料理が上手」
「相変わらず見た目も美しいな。どれ…うん。上品な薄味でとても美味しい」
「美雪さんのご実家は、京都の老舗料亭だものね」
「それは美味しい訳だ」
「まあまあ、瑠璃ちゃん。明けましておめでとう。今日もすてきなお着物ね」
玄関で佐知が出迎えてくれる。
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。これは、母からです。皆様によろしくと申しておりました」
「ありがとう!毎年お気遣い頂いて。こちらこそよろしくお伝えしてね。さあ、どうぞ上がって」
リビングに通されると、和樹の父がソファに座っていた。
挨拶する瑠璃に、にこやかに応えてくれる。
早速、ダイニングテーブルにずらりと並べられたおせち料理を皆で囲む。
「美雪さんのおせちも頂くわね。美雪さんは、本当にお料理が上手」
「相変わらず見た目も美しいな。どれ…うん。上品な薄味でとても美味しい」
「美雪さんのご実家は、京都の老舗料亭だものね」
「それは美味しい訳だ」