魔法のいらないシンデレラ
「あ、澤山様。先日はご連絡ありがとうございました。おかげ様で今日、お二人にも作品を見て頂けることになり、大変嬉しく思います」
慌てて古谷が佐知に向き直ると、佐知はようやくにっこり笑った。
「この度は最優秀賞受賞、誠におめでとうございます。モデルさんが瑠璃ちゃんですから、それはもう、当然取って頂かないとと思っておりましたのよ」
「は、ははは。良かったです、無事に受賞出来て」
どう見ても古谷はタジタジといった様子だった。
そろそろ時間だということで、早速三人は会場に向かう。
「会場は、えっと、22階のスカイバンケットホールらしいです」
招待状を見ながら古谷が言うと、佐知は頷いた。
「先日同窓会で使ったところと同じね。このホテルで1番広いお部屋よ」
「よくご存知ですね。どうやらマスコミも呼んで、大々的に発表するようです」
慌てて古谷が佐知に向き直ると、佐知はようやくにっこり笑った。
「この度は最優秀賞受賞、誠におめでとうございます。モデルさんが瑠璃ちゃんですから、それはもう、当然取って頂かないとと思っておりましたのよ」
「は、ははは。良かったです、無事に受賞出来て」
どう見ても古谷はタジタジといった様子だった。
そろそろ時間だということで、早速三人は会場に向かう。
「会場は、えっと、22階のスカイバンケットホールらしいです」
招待状を見ながら古谷が言うと、佐知は頷いた。
「先日同窓会で使ったところと同じね。このホテルで1番広いお部屋よ」
「よくご存知ですね。どうやらマスコミも呼んで、大々的に発表するようです」