魔法のいらないシンデレラ
「はい、じゃあ会議始めるよ」
青木の言葉に、企画広報課の全員が前方のホワイトボードに目を向ける。
そこには、
『7月 季節のお便り』
・夏休み
・花火大会
と、今日の議題が書かれている。
5月のお便りを発行し、次の発行は7月。
その内容を詰めるのだ。
「宿泊部からは、毎年恒例のプール付きプランと花火が見えるお部屋のプランが上がっている。我々の企画は、何かいいアイデアないかな?」
青木がぐるっと部屋を見渡す。
「夏休み…お子様向け…縁日とかどうですか?チェックインの時に、チケットみたいなのをお渡しして」
「あー、いいね!宴会場借りて、綿あめとか射的とか輪投げ…」
「チケットなくなったら、現金で1回100円とかにすると、制限なく楽しめていいかも」
男性陣のアイデアを、青木がホワイトボードに書き込んでいく。
「宴会場は、新館の方を使いましょう。ゆったり過ごしたいご年配のお客様もいらっしゃるから、本館ではあまりイベントで盛り上がらないように」
新館、宴会場…と、青木は次々と書き込む。
(なんだか楽しそう!私もお店番やりたいな)
瑠璃もワクワクしながら、ノートにペンを走らせる。
青木の言葉に、企画広報課の全員が前方のホワイトボードに目を向ける。
そこには、
『7月 季節のお便り』
・夏休み
・花火大会
と、今日の議題が書かれている。
5月のお便りを発行し、次の発行は7月。
その内容を詰めるのだ。
「宿泊部からは、毎年恒例のプール付きプランと花火が見えるお部屋のプランが上がっている。我々の企画は、何かいいアイデアないかな?」
青木がぐるっと部屋を見渡す。
「夏休み…お子様向け…縁日とかどうですか?チェックインの時に、チケットみたいなのをお渡しして」
「あー、いいね!宴会場借りて、綿あめとか射的とか輪投げ…」
「チケットなくなったら、現金で1回100円とかにすると、制限なく楽しめていいかも」
男性陣のアイデアを、青木がホワイトボードに書き込んでいく。
「宴会場は、新館の方を使いましょう。ゆったり過ごしたいご年配のお客様もいらっしゃるから、本館ではあまりイベントで盛り上がらないように」
新館、宴会場…と、青木は次々と書き込む。
(なんだか楽しそう!私もお店番やりたいな)
瑠璃もワクワクしながら、ノートにペンを走らせる。