猫の仮面は苦しくて
ダイッキライ
「あー、時間か……」
猫の面を被り暗闇でも光るペンダントを首にかける
「今日も悪い人を殺さなきゃ」
「いってきます」
誰もいない家のなかに僕の声が反響する
そして、少し真っ暗な夜の道を歩く
「あ、みーけ」
嘘ついてる人、悪いことをしてる人、人を殺そうとしてる人
「みーんな、大っ嫌い」
その言葉を合図に殺しあいが始まる