逃すもんか
結婚式
年が明けて、会社も3月の決算期や4月に新入社員が配属になったり、
4月の下旬には平岡さんと北野さんの結婚式もある。
社内はバタバタしている。
そしてついに平岡さんと北野さんの結婚式。
結婚式からオレとゆかりも参列する。
式の始まる前にオレは平岡さん、ゆかりは北野さんの控え室へ向かった。
コンコン
「はい。どうぞ。」
「失礼します。平岡さん。」とオレが顔を出すと
椅子に腰掛けてる平岡さん。
「お、史弥!来てくれてありがとう。」
「本日は、ご結婚おめでとうございます。」
「ありがとう。へへ」
「アレ? お父さんやお母さんとみなさんは?」
「美桜の方へみんな行ってる〜……」
コンコン♪
「はい」
「兄貴〜どう?」と誠二さんが入ってきた。」
「見ての通り。準備万端だよ」
「本当だ〜。あ、大崎さんお久しぶりです!」
「あ、お久しぶりです。本日はおめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
「美桜の控え室は満杯だろ?」
「うん。美桜さんめっちゃキレイで、母ちゃんやおばさん達と記念撮影中。新郎抜きの記念写真も撮ってたわ。ハハ。」
「え〜!何だよそれ〜へこむわ…」
「兄貴、美桜さんが皆んなから祝福された方が、この先も家族円満だからさ、今だけ我慢。我慢。」
「まぁなぁ〜 俺のお嫁さんなのに…」
オレも誠二さんも大笑いした。
コンコン♪
「はい。」
「失礼いたします。
新郎様、そろそろお時間ですのでご案内いたします」
「はい。」
「平岡さん。頑張って!本当におめでとう!」
「兄貴、誓いの言葉間違えるなよ〜。
そして、本当に結婚おめでとう」
平岡さんはオレと誠二さんに笑顔で頷き、係り員の後を歩いて行った。
4月の下旬には平岡さんと北野さんの結婚式もある。
社内はバタバタしている。
そしてついに平岡さんと北野さんの結婚式。
結婚式からオレとゆかりも参列する。
式の始まる前にオレは平岡さん、ゆかりは北野さんの控え室へ向かった。
コンコン
「はい。どうぞ。」
「失礼します。平岡さん。」とオレが顔を出すと
椅子に腰掛けてる平岡さん。
「お、史弥!来てくれてありがとう。」
「本日は、ご結婚おめでとうございます。」
「ありがとう。へへ」
「アレ? お父さんやお母さんとみなさんは?」
「美桜の方へみんな行ってる〜……」
コンコン♪
「はい」
「兄貴〜どう?」と誠二さんが入ってきた。」
「見ての通り。準備万端だよ」
「本当だ〜。あ、大崎さんお久しぶりです!」
「あ、お久しぶりです。本日はおめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
「美桜の控え室は満杯だろ?」
「うん。美桜さんめっちゃキレイで、母ちゃんやおばさん達と記念撮影中。新郎抜きの記念写真も撮ってたわ。ハハ。」
「え〜!何だよそれ〜へこむわ…」
「兄貴、美桜さんが皆んなから祝福された方が、この先も家族円満だからさ、今だけ我慢。我慢。」
「まぁなぁ〜 俺のお嫁さんなのに…」
オレも誠二さんも大笑いした。
コンコン♪
「はい。」
「失礼いたします。
新郎様、そろそろお時間ですのでご案内いたします」
「はい。」
「平岡さん。頑張って!本当におめでとう!」
「兄貴、誓いの言葉間違えるなよ〜。
そして、本当に結婚おめでとう」
平岡さんはオレと誠二さんに笑顔で頷き、係り員の後を歩いて行った。