逃すもんか
しかし、
研修期間の平岡さんは、
他にも大卒や専門卒の同期がいるのに、毎日オレと昼メシを食べに行った。
「あの〜平岡さん、他の本社配属の同期と交流した方がいいんじゃないですか?」
「え?大崎くんは俺のこと嫌い?話すのも嫌だった?」
「嫌とかじゃあないですけど、研修終わったらオレは製造の工房の方だから…
今後の仕事を考えると本社配属の同期と仲良くしておいて損は無いと思ったから…」
「俺のこと心配してくれてありがとう。
でもね〜こう言っちゃあ悪いけど彼ら彼女らとは、話しが合わないと思ってるんだぁ〜」
「そうなんですか?」
「そう!それより俺は大崎くんが職人としてバックや財布を作る時の話しを聞きたいからさ〜
今から仲良くしたいんだぁ〜」
「え? バックや財布の話しですか?
オレが商品を作れるようになるにはまだまだ先ですよ?
何年かかるかもわからないのに…」
「うん!だから頑張ろう!ハハ」
と大笑いしてる平岡さん…
やっぱり良くわかんない人だぁ…
平岡さんは宇宙人なんじゃあないか?
と思ってしまうオレだった。
研修期間の平岡さんは、
他にも大卒や専門卒の同期がいるのに、毎日オレと昼メシを食べに行った。
「あの〜平岡さん、他の本社配属の同期と交流した方がいいんじゃないですか?」
「え?大崎くんは俺のこと嫌い?話すのも嫌だった?」
「嫌とかじゃあないですけど、研修終わったらオレは製造の工房の方だから…
今後の仕事を考えると本社配属の同期と仲良くしておいて損は無いと思ったから…」
「俺のこと心配してくれてありがとう。
でもね〜こう言っちゃあ悪いけど彼ら彼女らとは、話しが合わないと思ってるんだぁ〜」
「そうなんですか?」
「そう!それより俺は大崎くんが職人としてバックや財布を作る時の話しを聞きたいからさ〜
今から仲良くしたいんだぁ〜」
「え? バックや財布の話しですか?
オレが商品を作れるようになるにはまだまだ先ですよ?
何年かかるかもわからないのに…」
「うん!だから頑張ろう!ハハ」
と大笑いしてる平岡さん…
やっぱり良くわかんない人だぁ…
平岡さんは宇宙人なんじゃあないか?
と思ってしまうオレだった。