逃すもんか
ある日の金曜日、バタバタと休憩室へやって来た平岡さん。
たまたま細野くんもコンビニ弁当を休憩室で食べてた日だった。
「あ、平岡さん。今日はここですか?」
「うん。アレ?史弥の指導している新人さん?」
「あ、今年入社した細野です!」
「あ、俺は歳の離れた史弥の同期で営業の平岡です! これからもヨロシクね!」っと明るく細野くんに握手を求めて、戸惑っている細野くんの手をブンブンと上下に振って握手した。
それを見ていたオレも先輩たちや後輩、畳コーナーのパートさん達もクスクス笑っていた。
ある先輩が
「細野くん。平岡くんはちょっと変わってるけど、営業成績はトップだからな。 ハハ」
「え、トップセールスマン……」とまじまじ平岡さんを見つめてた。
「いや〜みなさんが丁寧に心を込めて作って下さるバックたちを、たくさんのお客様が気に入って購入するお手伝いをしてるだけですよ〜
素晴らしい商品を作り出すみなさんのおかげです!」
「こんなにおだてられたら頑張っちゃうしかないじゃんなぁ〜」
ハハハハと休憩室は大笑い。
たまたま細野くんもコンビニ弁当を休憩室で食べてた日だった。
「あ、平岡さん。今日はここですか?」
「うん。アレ?史弥の指導している新人さん?」
「あ、今年入社した細野です!」
「あ、俺は歳の離れた史弥の同期で営業の平岡です! これからもヨロシクね!」っと明るく細野くんに握手を求めて、戸惑っている細野くんの手をブンブンと上下に振って握手した。
それを見ていたオレも先輩たちや後輩、畳コーナーのパートさん達もクスクス笑っていた。
ある先輩が
「細野くん。平岡くんはちょっと変わってるけど、営業成績はトップだからな。 ハハ」
「え、トップセールスマン……」とまじまじ平岡さんを見つめてた。
「いや〜みなさんが丁寧に心を込めて作って下さるバックたちを、たくさんのお客様が気に入って購入するお手伝いをしてるだけですよ〜
素晴らしい商品を作り出すみなさんのおかげです!」
「こんなにおだてられたら頑張っちゃうしかないじゃんなぁ〜」
ハハハハと休憩室は大笑い。