逃すもんか
「お待たせ〜はい!平岡さん」

「サンキュー。中島さんもありがとう」

「ゆかりちゃん。弱火でじっくり焼けてきたわよ」

「はい!バーベキュー楽しみです。早く食べたいけど…」

「俺に任せてね。乾いた薪もきたし〜一気に焼くと中が生煮えだからもう少し待ってね」

「ハイ!」

網の上のバーベキューを見つめる中島さんは本当に小学生みたいだと思った…
そして、またオレは彼女に癒された。
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