あの日見た夢の続きを
そんなある日だ。

「夢原さーん」

放課後。

裏庭のベンチで1人。
小腹が空いてサンドイッチを食べていた時だ。

そんな声が聞こえ、そっちを見ると
あいつと、1人の女子がいた。

「トレード、してくんない?」

トレード……?

「……」

どうやら同級生の女に
トレードの話をされているらしかった。

確か……学級委員の如月だ……。
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