あの日見た夢の続きを


「……」

私は大きく息を吸い込み、
それをゆっくりと吐き出して言った。

「パートナー、トレードしよっか。」

「は……?」

確か、羽瑠ちゃん言ってた……

「トレードした場合。
テストとかの成績は各自のもん、なんだって。
あんた成績良いでしょ。私、補欠合格。」

多分……

この先、私はこいつの足を引っ張る。
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