【コミカライズ企画進行中】透明令嬢の報復〜絶望の炎と甘い闇〜
「まさかシャルロッテが……!?」
「そんな訳ないじゃない!!お父様ったら変なことをいわないで」
「そうよッ!こいつは魔力がないのよ……?」
『全て燃えろ……燃やし尽くせ』
「何をブツブツ言っているのよ!シャルロッテ、今すぐ黙りなさいッ」
「いいから、さっさと支度をッ!」
シャルロッテの呟く声にディストン侯爵夫人が気づいて、肩を掴もうと手を伸ばした。
そしてシャルロッテの体に触れた瞬間「ギャアアア」と悲鳴を上がり、ジュッと肉が焼ける音と共に煙が上がる。
ディストン侯爵夫人は手首を押さえながら、次第に黒く焼け焦げていく指を見て更に大きな声を出す。
「わたくしの指がッ、わたくしの指があぁあぁ!!」
「お母様っ!お母様……!」
「誰かッ!どうにかしてよッ!お母様の指が消えちゃう……!」
「どうして消えないの!?どんどんと上がってくるわ!わたくしの腕がッ!助けて、痛いッ!」
白い炎が指を包み、皮膚がどんどんと黒く変色していく。
シャルロッテに注目が集まった。
目を見開いていたシャルロッテの瞳に光が灯る。
ゆっくりと立ち上がったシャルロッテが腕を上げた瞬間───。
「そんな訳ないじゃない!!お父様ったら変なことをいわないで」
「そうよッ!こいつは魔力がないのよ……?」
『全て燃えろ……燃やし尽くせ』
「何をブツブツ言っているのよ!シャルロッテ、今すぐ黙りなさいッ」
「いいから、さっさと支度をッ!」
シャルロッテの呟く声にディストン侯爵夫人が気づいて、肩を掴もうと手を伸ばした。
そしてシャルロッテの体に触れた瞬間「ギャアアア」と悲鳴を上がり、ジュッと肉が焼ける音と共に煙が上がる。
ディストン侯爵夫人は手首を押さえながら、次第に黒く焼け焦げていく指を見て更に大きな声を出す。
「わたくしの指がッ、わたくしの指があぁあぁ!!」
「お母様っ!お母様……!」
「誰かッ!どうにかしてよッ!お母様の指が消えちゃう……!」
「どうして消えないの!?どんどんと上がってくるわ!わたくしの腕がッ!助けて、痛いッ!」
白い炎が指を包み、皮膚がどんどんと黒く変色していく。
シャルロッテに注目が集まった。
目を見開いていたシャルロッテの瞳に光が灯る。
ゆっくりと立ち上がったシャルロッテが腕を上げた瞬間───。