酩酊メロウ
「おひげ残ってる!」
シャワーを浴びて戻ってきた憂雅さんにはまだヒゲが残っていた。
しかも整えてるから余計にカッコよくなっている。
「澪が好きそうだから残しておいた。触る?」
「触ります!」
元気よく返事をして、半裸で髪を拭く憂雅さんに近づく。
いつもはそのたくましい筋肉に目が行くけど、今日はもっぱらヒゲに目がいく。
かがんだ憂雅さんに手を伸ばしてショリショリと指先でヒゲに触れる。しばらく真新しい感覚を楽しんでいると、憂雅さんの口が動いた。
「好き勝手させたから、俺も触っていいよな」
妖艶な笑顔に気を取られ、言葉を理解した頃にはもう遅かった。
する、と服の中に手が滑り込んできて、胸の膨らみに到達する。
素肌に触れるその手は熱かった。
「……抵抗しねえの?」
「抵抗した方が燃えます?」
「澪ならどっちでも」
元々拒む気はなかったから、されるがまま受け入れるつもりだった。
憂雅さんは美しいヘーゼルの虹彩に劣情をにじませて微笑んだ。
シャワーを浴びて戻ってきた憂雅さんにはまだヒゲが残っていた。
しかも整えてるから余計にカッコよくなっている。
「澪が好きそうだから残しておいた。触る?」
「触ります!」
元気よく返事をして、半裸で髪を拭く憂雅さんに近づく。
いつもはそのたくましい筋肉に目が行くけど、今日はもっぱらヒゲに目がいく。
かがんだ憂雅さんに手を伸ばしてショリショリと指先でヒゲに触れる。しばらく真新しい感覚を楽しんでいると、憂雅さんの口が動いた。
「好き勝手させたから、俺も触っていいよな」
妖艶な笑顔に気を取られ、言葉を理解した頃にはもう遅かった。
する、と服の中に手が滑り込んできて、胸の膨らみに到達する。
素肌に触れるその手は熱かった。
「……抵抗しねえの?」
「抵抗した方が燃えます?」
「澪ならどっちでも」
元々拒む気はなかったから、されるがまま受け入れるつもりだった。
憂雅さんは美しいヘーゼルの虹彩に劣情をにじませて微笑んだ。