酩酊メロウ
4年経っても変わらぬ笑顔。私は憂雅さんが笑ってる時が一番好きだ。
これからもその笑顔を隣で見られるのだと思うと、4年間の想いが込み上げて胸を熱くする。
「結婚指輪は、2人で買いに行こう」
「うん」
「なんで泣くのこらえてんだよ。泣いていいよ、ほらおいで」
おいで、とたぐり寄せられたから、迷わずその腕の中に飛び込む。
だけど今は泣きたくない、憂雅さんのために笑っていたい。
「絶対泣かない……」
「だからなんで?」
「だって、憂雅さんは私の笑顔が好きでしょ」
顔を上げ、満面の笑みを披露する。憂雅さんは目を丸くして私の顔をまじまじ見つめた後、目を細めて優しく笑った。
「よく分かってんな、俺のこと」
これからもその笑顔を隣で見られるのだと思うと、4年間の想いが込み上げて胸を熱くする。
「結婚指輪は、2人で買いに行こう」
「うん」
「なんで泣くのこらえてんだよ。泣いていいよ、ほらおいで」
おいで、とたぐり寄せられたから、迷わずその腕の中に飛び込む。
だけど今は泣きたくない、憂雅さんのために笑っていたい。
「絶対泣かない……」
「だからなんで?」
「だって、憂雅さんは私の笑顔が好きでしょ」
顔を上げ、満面の笑みを披露する。憂雅さんは目を丸くして私の顔をまじまじ見つめた後、目を細めて優しく笑った。
「よく分かってんな、俺のこと」