酩酊メロウ
「怖い……優しくしてください」
「どうだろ、無理かも」
「初めてだから、怖い」
「初めて?マジ?」
震える声でせめて優しくして欲しいと懇願する。
憂雅さんは驚いた表情をした後、妖艶な色気を含んで笑った。
「俄然汚したくなる」
知らない表情、知らない手つき。
せめて乱暴にしてほしくない、その嘆願が火に油を注いでしまったらしく、欲情に拍車をかけてしまった。
「やっ……」
「力抜いて、痛くならないようにできるだけ善処するから」
濡れていたから、すんなり侵入を許してしまった。骨ばった長い指が中を広げて奥へと進む。
自分の指じゃ届かないところに指先が触れて、怖くて憂雅さんの身体にしがみついた。
憂雅さんは私の反応を見ながら指を出したり入れたりを繰り返す。
「やっ、あぁ」
「とろとろになってんの分かる?俺のが欲しいって吸い付いてきてんだよ」
「やだ、やぁ」
「嘘つけ、嫌がってる顔じゃねえから」
言葉すらまともに発せない私を見て笑う憂雅さん。
悪魔のような笑みが私の感情を支配する。
恐怖とも焦燥とも違うそれは、私の劣情をかき立てた。
「どうだろ、無理かも」
「初めてだから、怖い」
「初めて?マジ?」
震える声でせめて優しくして欲しいと懇願する。
憂雅さんは驚いた表情をした後、妖艶な色気を含んで笑った。
「俄然汚したくなる」
知らない表情、知らない手つき。
せめて乱暴にしてほしくない、その嘆願が火に油を注いでしまったらしく、欲情に拍車をかけてしまった。
「やっ……」
「力抜いて、痛くならないようにできるだけ善処するから」
濡れていたから、すんなり侵入を許してしまった。骨ばった長い指が中を広げて奥へと進む。
自分の指じゃ届かないところに指先が触れて、怖くて憂雅さんの身体にしがみついた。
憂雅さんは私の反応を見ながら指を出したり入れたりを繰り返す。
「やっ、あぁ」
「とろとろになってんの分かる?俺のが欲しいって吸い付いてきてんだよ」
「やだ、やぁ」
「嘘つけ、嫌がってる顔じゃねえから」
言葉すらまともに発せない私を見て笑う憂雅さん。
悪魔のような笑みが私の感情を支配する。
恐怖とも焦燥とも違うそれは、私の劣情をかき立てた。