酩酊メロウ
「あぁッ、見ない、で」

「おー……すげぇ、締まった」


羞恥心に目を逸らすと、無意識に中がうねった。
憂雅さんは私の反応を見て指を止めてくれない。まだ指だけなのに、気持ちよくて怖い。


「やっ、中で……広げ、ないで」

「ぎゅうぎゅう締めつけてくんのに溢れるのなんで?」

「ん、ッ、やめ、て」

「栓してやらなきゃ」


ふと、おしりに固いものが当たり、危機感を覚えた私は身をよじって浴室の隅に逃げた。


「この状況で逃げられると思ってんの?」

「違います、その……せめて、避妊はしてください」


すぐ捕まってしまったけど、泣きそうになりながらお願いすると手を離してくれた。
すると浴室の扉を開けて脱衣所に出る。


「不安にさせてごめん。震えなくていいからこっちおいで」


強引にその気にさせたくせに、おいでなんて判断を私に委ねるのはずるい。
結局、誘われて体を許してしまった。
その日は憂雅さんが満足して寝落ちするまで、3回も抱かれてしまった。
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