【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~
「アヤちゃん!」

後ろからRYOさんの声が追いかけてきた。

振り返ろうとしたら…。

私は後ろからぎゅっと抱きしめられていた。

RYOさんの腕が私の体を包む。

「まだNOだって言ってないのに。せっかちだね」

そしてRYOさんは手馴れた感じで私のめがねをはずし、やさしくキスをした。

ダウンライトが二人の影を揺らしていた。






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