【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~
翌朝、寝不足がたたったのか私の体は熱くなっていた。
――37.6℃。
「今日は学校無理ね。連絡しておくわ」
「うん」
「お母さん、仕事に行っちゃうけど大丈夫?」
「そんな熱高くないし、自分で病院行けるから」
「そう。昨日ご飯食べれなかったでしょ。うどん煮ておいたから少しでも食べておきなさい」
お母さんの優しさがしみた。
お母さん、ごめんなさい。
私、お母さんに隠し事してる。
勉強するって言って嘘ついて。
でもね、私…。
こんな気持ちになったの初めてなの。
私はもう一度布団にもぐりこんだ。
熱のせいだろう。
あっという間に眠りに落ちた。
――37.6℃。
「今日は学校無理ね。連絡しておくわ」
「うん」
「お母さん、仕事に行っちゃうけど大丈夫?」
「そんな熱高くないし、自分で病院行けるから」
「そう。昨日ご飯食べれなかったでしょ。うどん煮ておいたから少しでも食べておきなさい」
お母さんの優しさがしみた。
お母さん、ごめんなさい。
私、お母さんに隠し事してる。
勉強するって言って嘘ついて。
でもね、私…。
こんな気持ちになったの初めてなの。
私はもう一度布団にもぐりこんだ。
熱のせいだろう。
あっという間に眠りに落ちた。