【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~
「ねえ、沢木さん」
麻生くんの右手が私の肩にかかる。
その途端、私の体がびくんと震えた。
「ご…ごめん…ね、私、わからない…や」
喉を絞るようにしてなんとか言葉をつなぐ。
たどたどしい文字が私の唇からこぼれた。
「マコ、いい?」
その言葉と同時に誰かが入ってきた。
「母さん、何?今勉強中なんだけど」
麻生君は私から体を離そうともせず答える。
ちょっと、お母さんなんでしょ。
普通こういう場面見られたらいやなんじゃないの?
私は固まったまま動けない。
麻生くんの右手が私の肩にかかる。
その途端、私の体がびくんと震えた。
「ご…ごめん…ね、私、わからない…や」
喉を絞るようにしてなんとか言葉をつなぐ。
たどたどしい文字が私の唇からこぼれた。
「マコ、いい?」
その言葉と同時に誰かが入ってきた。
「母さん、何?今勉強中なんだけど」
麻生君は私から体を離そうともせず答える。
ちょっと、お母さんなんでしょ。
普通こういう場面見られたらいやなんじゃないの?
私は固まったまま動けない。