【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~
「アヤちゃん?」
心配そうに覗き込むRYOさん。
「あ…ごめんなさい。ちょっと考え事していて」
そう。
私は相変わらずRYOさんのところでバイトを続けていた。
麻生くんに少しでも釣り合いたい。
それできれいになりたくて、RYOさんに頼みこんだのがきっかけだったのに。
でも、今は状況が変わってしまった。
今、バイトを続けているのは、RYOさんと離れたくないからだ。
バイトをやめてしまえばRYOさんとのつながりがなくなってしまう。
告白することなどできるわけないのだから、ずっと片思いのままだろう。
それでも、RYOさんの近くにいたい。
そばにいられればそれだけで幸せだと思った。
心配そうに覗き込むRYOさん。
「あ…ごめんなさい。ちょっと考え事していて」
そう。
私は相変わらずRYOさんのところでバイトを続けていた。
麻生くんに少しでも釣り合いたい。
それできれいになりたくて、RYOさんに頼みこんだのがきっかけだったのに。
でも、今は状況が変わってしまった。
今、バイトを続けているのは、RYOさんと離れたくないからだ。
バイトをやめてしまえばRYOさんとのつながりがなくなってしまう。
告白することなどできるわけないのだから、ずっと片思いのままだろう。
それでも、RYOさんの近くにいたい。
そばにいられればそれだけで幸せだと思った。